どうも~、肉と納豆好き事務員です!
今回は現場紹介と言う事で南幌高校の近くにある
『経営体 三重地区 42工区』
と言う農業土木の現場へお邪魔しました♪
この現場の工事内容は区画整理と排水路となっています。
もともとあった畑に傾斜やくぼみが出来ているとそこに水が溜まり、
効率よく作物が育たなくなります。
それを改善する為に農地を均平に造成する工事を区画整理と呼びます!
ちなみに33.5ヘクタールの広さの畑を区画整理するのですが、
札幌ドーム6.3個分の広さとなっています(広大ですね!)
排水路は畑の下に素焼土管と言うレンガと同じ材質で作られた土管を
等間隔で埋めていく工事です。
写真の通り排水がされていない畑だといつまでも水が溜まり
作物が駄目になってしまいます。
素焼土管だと通常の土管と違い吸水性が高いので
この工事を行う事により水はけの良い畑が出来上がります。
現場代理人の仕事は会社の社長の代わりに各現場の社長になり、
工事を滞りなく安全に進めるよう指示を出します。
また、下請業者との仕事の打合せや測量、パソコンで書類作り等
事務的要素を多く含んだ仕事内容となっています。
通常の工事ですと発注者(国や道・市等)や地域住民・下請業者と
上手く工事が進むように間に入るのですが、
農業土木だと上記の他に畑の持ち主である農家さんや
その地域の農家さんを取りまとめている関係機関が入ってくるので、
よりコミュニケーション能力が求められる仕事内容になります。
また、道路やダム等の現場だとゼロからモノを作るので
完成したら出来上がったなと実感は出来るのですが、
農業土木は元々ある畑を均等にしたり畑の下に土管を入れる為、
完成したなと言う実感は他の現場と比べると少ないかもしれません。
ですが、土管を埋めればすぐに排水状況が改善され畑が良くなるので
その都度小さい実感は感じられる工事内容となっています。
また、土管を埋める為に溝を掘るトレンチャーやその溝に土管を投入する
投入機と言う重機を使用するのは農業土木特有です。
私の仕事は事務仕事なので社内で仕事をすることが大半なのですが、
今回は現場へお邪魔し仕事の風景を見学しましたが、
広大な仕事をしているんだなと実感しました。
コメントをお書きください
犬好き代理人 (木曜日, 01 11月 2018 18:15)
色々な現場を見て知見を広め、将来の現場代理人を発掘してください。
肉と納豆好き事務員 (月曜日, 05 11月 2018 10:07)
自分の勤めている会社ながらあまり現場を知らない自分が居ました;
やっぱり分かっているのと分かっていないのとじゃ
大きな差ですよね;
これから色んな現場を見ようと思います!